『キン肉マン』の完璧超人始祖編では、超人界の頂点に君臨する最強の敵キャラが多数登場しました。
彼らは圧倒的な実力を誇り、キン肉マンや正義超人たちとの激闘を繰り広げました。
では、完璧超人始祖編に登場した敵キャラの中で最強なのは誰なのか?
本記事では、「強さ」「戦績」「超人強度」を基準に、ランキング形式で最強キャラを決定!
あなたの推し超人はランクインしているでしょうか?さっそくチェックしていきましょう!
この記事を読むとわかること
- 『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場する最強の敵キャラランキングTOP10を解説!
- 各キャラの超人強度や戦闘スタイル、ひっさつ技の特徴を詳しく紹介!
- キン肉マンや悪魔将軍との戦いでどのようなドラマがあったのかを振り返る!
- 完璧超人たちの信念や戦う理由にも迫る!
第10位:ターボメン|スピードと技巧の完璧超人
『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場したターボメンは、「完遂」の異名を持つ機械超人です。
その名の通り、超高速の戦闘スタイルを誇り、相手の攻撃を利用する独自の能力を持っています。
戦術的な戦いを得意とし、作中では悪魔超人との戦いでその実力を発揮しました。
ターボメンの戦闘能力と強さ
ターボメンの超人強度は4000万パワーと、並の超人をはるかに超える戦闘力を誇ります。
彼の最大の特徴は、「ターボチャージャー機能」にあります。
これは、相手の攻撃を受けてパワーを吸収し、増幅したエネルギーを再び相手に送り込むという恐るべき能力です。
そのため、相手が強ければ強いほどターボメンも強くなるという後手必勝のスタイルを持ちます。
ひっさつ技「アースクラッシュ」の脅威
ターボメンのひっさつ技「アースクラッシュ」は、吸収したパワーを体内で増幅し、相手の体内に送り返す技です。
これにより、相手の肉体はパワーに耐えきれず自壊してしまうという恐ろしい効果を持ちます。
スプリングマンとの戦いでは、この技を駆使して相手の身体の弾力を奪い、技の封じ込めを狙いました。
ターボメンの戦績と評価
ターボメンは作中でステカセキングを完封し、バッファローマン&スプリングマンとのタッグ戦に挑みました。
しかし、スプリングマンの捨て身の「ロングホーン・トレイン」により敗北し、最後はバッファローマンに貫かれてぴーしました。
その後、グリムリパーに利用される形で無惨な最期を迎えました。
ターボメンは戦闘能力自体は非常に高く、戦略的な戦い方を得意とする超人でした。
しかし、相手の攻撃を利用するスタイルが仇となり、スプリングマンの執念の一撃に屈する形となりました。
それでも、彼の戦術と特殊能力は十分に脅威的であり、完璧超人としての強さを見せつけました。
第9位:ペインマン|痛みを操る不屈の超人
『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場するペインマンは、「痛み(ペイン)」を極限までコントロールする能力を持つ超人です。
彼の全身は、気泡緩衝材(通称プチプチ)のようなエアバッグで覆われており、外部からの攻撃を完全に吸収・無効化するという特異な肉体を持ちます。
戦いにおいては、相手の攻撃を受け流しつつ、耐久力と関節技を駆使して追い詰めるスタイルを得意とします。
ペインマンの戦闘能力と特徴
ペインマンの超人強度は7800万パワーと、完璧超人始祖の中でもかなり高い部類に入ります。
最大の特徴は、「痛みを感じない」という特異体質にあります。
彼の体は無数のエアバッグに覆われており、攻撃を受けてもダメージを負わず、痛みも感じません。
そのため、相手がどんなに強力な技を繰り出しても、ペインマンは平然と戦い続けることができるのです。
ひっさつ技「テリブルペインクラッチ」の威力
ペインマンのひっさつ技の一つが「テリブルペインクラッチ」です。
この技は、相手の頭・腕・足を同時に極め、全身の関節を破壊しながら酸欠状態に追い込むという恐るべき技です。
さらに、ペインマンは「ペインリカバリー」という能力も持っており、潰されたエアバッグを即座に復元し、攻撃を相手に跳ね返すことができます。
ジャンクマンとの激闘と敗北
ペインマンは超人墓場に侵攻してきた悪魔六騎士を迎え撃ち、ジャンクマンと戦いました。
ジャンクマンの「ジャンククラッシュ」も、ペインマンの肉体には通用せず、攻撃を無効化され続けます。
しかし、ジャンクマンは「熱膨張」を利用することでペインマンのエアバッグを破壊することに成功。
ペインマンはついにダメージを受け、ジャンククラッシュを受けて敗北しました。
最期の瞬間、ペインマンは「ゴールドマン(悪魔将軍)の行いは無駄ではなかった」と認め、ジャンクマンに「風のダンベル」を託しました。
彼の誇り高き精神は、多くの読者の心に残るものとなりました。
ペインマンは防御力に特化した超人であり、完璧超人始祖の中でも最もユニークな戦闘スタイルを持つ戦士でした。
第8位:ガンマン|怪力と戦術を併せ持つ強敵
『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場するガンマンは、「眼力(がんりき)」を武器に戦う超人です。
西部劇のガンマンを彷彿とさせる風貌ですが、その実態は圧倒的なパワーと知略を兼ね備えた戦士。
特にバッファローマンとの一戦では、怪力同士の激突と高度な戦術の応酬が繰り広げられました。
ガンマンの戦闘能力と特徴
ガンマンの超人強度は9200万パワーと、超人界でも屈指の数値を誇ります。
最大の特徴は、「眼力(がんりき)」を活かした戦闘スタイルです。
彼の眼には特殊な視力があり、相手の動きを完全に読み取ることで、攻撃を正確に捉えることができます。
また、強靭な肉体を持ち、防御力・攻撃力ともに極めて高いのも特徴です。
ひっさつ技「グロロロロロ・ドロップ」の破壊力
ガンマンのひっさつ技「グロロロロロ・ドロップ」は、超重量級の自らの体重を活かした圧ぴー技です。
これは、相手を掴んで空中から豪快に叩きつけるもので、リング全体を揺るがすほどの威力を持ちます。
また、彼のパンチや打撃技は超人的な破壊力を誇り、並の超人では耐えられません。
バッファローマンとの壮絶な戦い
ガンマンは、バッファローマンとの激闘でその実力を存分に発揮しました。
バッファローマンの1000万パワーに対し、ガンマンは余裕の態度を見せながら応戦。
彼の眼力により、バッファローマンの攻撃をすべて読み切るかのような戦いぶりを披露しました。
しかし、バッファローマンは最後の最後で意表を突く戦法を取り、「超・ハリケーン・ミキサー」を炸裂させて勝利しました。
ガンマンは敗北したものの、その実力は完璧超人始祖の名に恥じないものであり、怪力と戦略を兼ね備えた強敵として印象に残る存在となりました。
第7位:マーリンマン|水中戦を極めた完璧超人
『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場するマーリンマンは、水棲超人として最高レベルの戦闘能力を誇る完璧超人です。
彼の異名は「完刺(パーフェクトスラスト)」であり、鋭利なフライングソードを武器に、水陸両用の戦闘スタイルを持つ強敵です。
過去に登場した水棲超人のアトランティスやゲッパーランドと比較しても、圧倒的な完成度を誇る戦士でした。
マーリンマンの戦闘能力と特徴
マーリンマンの超人強度は8000万パワーと、完璧超人らしい高い戦闘力を持ちます。
最大の特徴は、「水中でも陸上でも完璧に戦える」こと。
水中では機動力と攻撃力を最大限に発揮し、陸上でも跳ねるような独特の動きで衝撃を吸収しながら戦うことができます。
そのため、投げ技や衝撃技が効きづらく、対戦相手にとっては非常に厄介な超人でした。
ひっさつ技「完刺(パーフェクトスラスト)スピア・フィッシング」の威力
マーリンマンのひっさつ技「スピア・フィッシング」は、上顎のフライングソードを用いた超高速突進攻撃です。
この技は、鋭い槍のような一撃で相手を貫くほどの破壊力を誇ります。
また、首元のヒレを回転させる「鰭ノコギリ」も持ち、相手の防御を切り裂くことが可能です。
アトランティスとの水中決戦
マーリンマンは、正義超人と完璧超人の全面対決の際、イギリス・テムズ川でアトランティスと激突しました。
序盤はアトランティスを圧倒し、喉をフライングソードで突き刺すなど優位に戦いを進めました。
しかし、マーリンマンはアトランティスを侮辱し、それがきっかけで怒りに燃えたアトランティスの猛反撃を受けます。
アトランティスの「地獄への道連れ」を受け、最後はタワーブリッジで相討ちとなり、マーリンマンはぴーしました。
マーリンマンは完璧超人の名にふさわしい戦闘力を持ちつつも、慢心が敗北の要因となった超人でした。
それでも彼の水中戦の強さは、歴代水棲超人の中でも最高クラスであり、圧倒的な存在感を放ちました。
第6位:ジャック・チー|関節技とトリッキーな戦闘術
『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場するジャック・チーは、水流と熱湯を操る特殊な戦闘スタイルを持つ完璧超人です。
彼の異名は「完流(パーフェクトフロー)」であり、独特の水圧攻撃と関節技を駆使し、相手を追い詰める策略家として描かれました。
また、ダウジング能力を持ち、地下の水脈を見つけることもできるなど、異色の能力を持った超人でした。
ジャック・チーの戦闘能力と特徴
ジャック・チーの超人強度は3500万パワーと、完璧超人の中ではやや控えめな数値ですが、技の多彩さと戦略性で補っています。
最大の特徴は、「蛇口(フォーセット)」をモチーフとした両腕の特殊構造です。
これにより、熱湯を発射したり、推進力を生かして急激な動きを見せることができます。
また、ダウジング能力によって隠れた相手を探知し、水脈を利用した戦術を展開することも可能です。
ひっさつ技「フォーセットクラッシャー」の威力
ジャック・チーのひっさつ技「フォーセットクラッシャー」は、強力な水圧を利用しながら相手を持ち上げ、垂直落下式デスバレーボムの形で脳天から叩きつける技です。
また、熱湯を噴射する「ボイリング・ショット」や、推進力を利用した蹴り技「ファイヤーボールキック」など、多彩な攻撃を持っています。
ブラックホールとの激闘と敗北
ジャック・チーは、完璧超人無量大数軍の第二陣として登場し、ブラックホールと階段ピラミッドリングで対戦しました。
彼はブラックホールの4次元さっ法を封じ、終始優位に試合を進めていました。
しかし、ブラックホールが突如ペンタゴンに変身し、「エンジェルウイングクローズ」でジャック・チーの攻撃をすべて返され、一気に形勢逆転。
ジャック・チーは「フォーセットクラッシャー」を繰り出すも、ペンタゴンにクロノスチェンジで切り返され、技をそのまま自身が受ける形で敗北しました。
敗北後、ジャック・チーは「どうやって負けたのか」を冷静に分析し、完璧超人として潔く自身の敗北を認めました。
そして、掘っていた間欠泉の中へ自ら身を投じ、最期まで完璧超人の掟を貫く姿勢を見せました。
ジャック・チーは完璧超人らしい誇り高さを持ちつつも、戦略的な戦いを得意とした技巧派超人でした。
その戦闘スタイルと、潔く散る姿は、多くの読者に強い印象を残しました。
第5位:ネメシス|キン肉族最強の血統
『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場するネメシスは、キン肉族の王家に連なる最強の戦士です。
その正体は、キン肉マンの先祖であるキン肉サダハル。
本来ならキン肉王家を継ぐはずでしたが、王位を巡る争いに敗れ、キン肉族を捨てて完璧超人として生きる道を選びました。
彼はその血統と完璧超人の教えを融合させたことで、他の超人とは一線を画す実力を誇ります。
ネメシスの戦闘能力と特徴
ネメシスの超人強度は1000万パワーと、キン肉族の中でも圧倒的な数値を誇ります。
最大の特徴は、キン肉族の奥義「マッスル・スパーク」を完璧に使いこなすこと。
これは、キン肉マンが使用するものとは異なり、本来の完全版のマッスル・スパークであり、その威力は絶大です。
また、彼の戦闘スタイルは、キン肉族の技術に完璧超人の冷徹な戦略を組み合わせたものであり、柔軟かつパワフルな戦い方が特徴です。
ひっさつ技「ネメシスドライバー」の威力
ネメシスのひっさつ技「ネメシスドライバー」は、キン肉バスターの改良版ともいえる技で、相手の全身に強烈な衝撃を与えます。
さらに、「マッスル・スパーク」を完成形で使用できる数少ない超人であり、キン肉マンの不完全なマッスル・スパークを凌駕する強さを誇ります。
そのため、ネメシスは純粋な技の完成度だけで言えば、キン肉族最強の戦士といえるでしょう。
キン肉マンとの宿命の対決
ネメシスは、完璧超人始祖編の終盤にてキン肉マンと運命の対決を迎えます。
試合は互角の展開を見せ、ネメシスの「本物のマッスル・スパーク」が炸裂するなど、終始圧倒的な実力を発揮しました。
しかし、キン肉マンが試合を通じて自身の「正義」を貫き、最後には完全版のマッスル・スパークを破ることに成功。
最終的に、ネメシスはキン肉マンに敗北し、キン肉族の本当の強さを認めることとなりました。
敗北後、ネメシスはキン肉マンによって救われ、完璧超人の枠を超えて新たな生き方を見出します。
その戦いぶりと成長は、読者に強い感動を与えた名シーンのひとつとなりました。
ネメシスは、キン肉族最強の血統を受け継ぎながらも、完璧超人としての理念を持つ異端の戦士。
キン肉マンとぶつかり合うことで、その信念を問い直すことになり、彼の戦いはまさに「宿命」と呼ぶにふさわしいものでした。
第4位:サイコマン|冷酷な策士
『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場するサイコマンは、完璧・拾式(パーフェクト・テンス)の異名を持つ完璧超人です。
元々は「グリムリパー」として完璧・無量大数軍に潜伏し、秘密裏に活動していましたが、のちに正体を明かし、完璧超人始祖の一員として本格的に登場しました。
彼は超人閻魔(ザ・マン)に絶対の忠誠を誓いながらも、独自の理論を持ち、超人界を根底から変えようとする強い信念を持つ戦士でした。
サイコマンの戦闘能力と特徴
サイコマンの超人強度は1000万パワーで、完璧超人始祖の中では比較的低めですが、その知性と戦略でそれを補っています。
最大の特徴は、「マグネットパワー」の研究・活用です。
マグネットパワーとは、超人界における特殊な磁力エネルギーで、物体の引力・斥力を自在に操ることができる禁断の力です。
サイコマンはこの力を最大限に活用し、戦闘において圧倒的な支配力を発揮しました。
ひっさつ技「輪廻転生落とし」の威力
サイコマンのひっさつ技「輪廻転生落とし(グリム・リーインカーネーション)」は、マグネットパワーを利用した超高威力の投げ技です。
相手を空中に持ち上げ、ロメロスペシャルのように絡め取り、強烈な衝撃とともにリングへ叩きつけます。
この技は、「マッスル・スパーク」と並び称されるほどの威力を持ち、サイコマンの誇りそのものでした。
シルバーマンとの激闘と最期
サイコマンは「許されざる世界樹(アンフォーギブン・ユグドラシル)」の戦いで、シルバーマンとの宿命の対決に挑みました。
彼はマグネットパワーを駆使し、シルバーマンを追い詰めるも、最後はその力に頼りすぎたがゆえに敗北。
シルバーマンの「アロガント・スパーク」によって、両手足の骨を砕かれ、完全に戦闘不能となりました。
しかし、サイコマンは事前に超人墓場のシステムを改変しており、始祖全員を消滅させる力を自らに集中させる仕掛けを施していました。
最期の瞬間、サイコマンは「始祖の誰も犠牲にしないために、自分が消える」という選択をしました。
彼の消滅を見届けた超人閻魔(ザ・マン)は、「大儀であった」と労いの言葉をかけ、サイコマンの忠誠を称えました。
サイコマンは、完璧超人始祖の中でも最も知性と戦略を重視した戦士でした。
その信念と行動は、最期の瞬間までブレることなく、「完璧超人」としての誇りを貫き通しました。
第3位:シルバーマン|完璧超人始祖の一角
『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場するシルバーマンは、完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)の異名を持つ伝説の超人です。
キン肉族の祖先であり、正義超人の創始者としても知られています。
兄・ゴールドマン(悪魔将軍)とは対照的に、「平和の神」と称される穏やかな性格を持ちながらも、超人界屈指の実力者として数々の伝説を残しました。
シルバーマンの戦闘能力と特徴
シルバーマンの超人強度は不明ですが、完璧超人始祖の中でもトップクラスの実力を持つことは間違いありません。
最大の特徴は、「完璧な防御と反撃」を組み合わせたバトルスタイルです。
彼は戦いにおいて相手の攻撃を見極め、受け止めた上でカウンターを決めるという戦法を得意とし、正義超人の技術体系にも大きな影響を与えました。
ひっさつ技「アロガント・スパーク」の威力
シルバーマンのひっさつ技「アロガント・スパーク」は、後の「マッスル・スパーク」の原型となった技です。
この技は、相手の四肢を完全にロックした状態で宙に浮かせ、強烈な落下衝撃を与えるというもの。
その威力は凄まじく、技を受けた者の身体は完全に粉砕されてしまうほどの強力な奥義です。
しかし、あまりに強力すぎるがゆえに封印され、キン肉族では「相手を生かす」方向へ改良されていきました。
サイコマンとの宿命の対決
シルバーマンは、超人閻魔(ザ・マン)の思想に疑問を抱き、地上の超人たちとともに新たな道を模索しました。
これが正義超人誕生のきっかけとなりましたが、それに反発したのがサイコマンでした。
サイコマンは、マグネットパワーという禁断の力を利用し、完璧超人のさらなる進化を目指していました。
シルバーマンとの戦いでは、サイコマンがマグネットパワーを駆使して猛攻を仕掛けましたが、シルバーマンはその戦法を読み切り、最後は「アロガント・スパーク」で勝利しました。
超人界に残した遺産
シルバーマンは、戦いの末に超人界の未来をキン肉族に託し、再び姿を消しました。
しかし、彼の理念はキン肉族や正義超人の精神に深く根付いており、彼の技術や思想は今なお受け継がれています。
特に、キン肉族の奥義として知られる「マッスル・スパーク」は、シルバーマンが生み出した技の発展形であり、彼の遺産とも言える技です。
シルバーマンは、単なる戦士ではなく、超人界の未来を創った偉大な存在でした。
その戦いと遺した技術は、キン肉族の歴史を語る上で欠かせないものとなっています。
第2位:ストロング・ザ・武道|完璧超人の頂点
『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場するストロング・ザ・武道は、完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)の異名を持ち、完璧超人始祖の頂点に立つ超人です。
その正体は、かつて神の座を捨てて超人となり、完璧超人の理想を築いた超人閻魔(ザ・マン)。
作中では、無量大数軍のリーダーとして地上の「下等超人」を粛清し、完璧超人の秩序を守ろうとする姿勢を見せました。
ストロング・ザ・武道の戦闘能力と特徴
ストロング・ザ・武道の超人強度は不明ですが、完璧超人始祖の頂点に立つ存在として圧倒的な実力を持ちます。
最大の特徴は、「肉体の硬度を自在に変化させる能力」と、すべての完璧超人の技術を極めた戦闘スタイル。
また、彼の肉体は強靭で、ダイヤモンド以上の硬度を持つため、並の攻撃では傷一つつきません。
その戦い方は武道の名にふさわしく、肉体のみを駆使した正統派の超人レスリングを主体としています。
ひっさつ技「千兵殲滅落とし」の威力
ストロング・ザ・武道のひっさつ技「千兵殲滅落とし」は、超重量級のタックルと極限まで強化された関節技を融合させた超技です。
相手の体を逆エビ固めの状態にし、膝と顔面を強烈に叩きつけることで、相手の肉体を完全に破壊する威力を誇ります。
また、「ダイヤモンドパワー」を駆使することで、彼の攻撃はさらに強化され、ほぼ無敵の状態となります。
悪魔将軍との最終決戦
ストロング・ザ・武道は、完璧超人始祖編の終盤で悪魔将軍とエアーズロックでの最終決戦を迎えました。
試合序盤は圧倒的なパワーで悪魔将軍を圧倒し、地獄の九所封じすら打ち破る戦いぶりを見せました。
しかし、悪魔将軍が「ロンズデーライトパワー」を発動すると形勢が逆転。
最終的に、悪魔将軍の「神威の断頭台」を受け、オーバーボディが砕かれ、真の姿であるザ・マンの姿を現すこととなりました。
ザ・マンの決断と超人界の未来
ストロング・ザ・武道としての仮面を剥がされたザ・マンは、超人界の未来を託す決断をします。
キン肉マンの「正義と友情の力こそが真の超人の強さ」という理念を認め、完璧超人の支配から超人界を解放しました。
その後、彼は悪魔将軍とともに自決しようとしましたが、キン肉マンに説得され、一線を退く道を選びました。
彼の戦いは、まさに超人界の歴史を変えた一戦であり、その姿勢と実力は多くの読者に衝撃を与えました。
ストロング・ザ・武道(ザ・マン)は、完璧超人の頂点に君臨する圧倒的な存在でした。
彼の信念と戦いは、超人界の歴史に深く刻まれ、多くの読者の心に残る名勝負となりました。
第1位:悪魔将軍|超人界の頂点に君臨する最強の超人
『キン肉マン』完璧超人始祖編において、最強の敵として君臨したのが悪魔将軍です。
その正体は、かつて完璧超人始祖の一員だったゴールドマン。
弟・シルバーマンとの決別を経て、超人界を導くべく悪魔超人軍を創設し、最終的には完璧超人の頂点に立つストロング・ザ・武道(ザ・マン)と激突しました。
悪魔将軍の戦闘能力と特徴
悪魔将軍の超人強度は9000万パワーと、超人界でもトップクラスの数値を誇ります。
最大の特徴は、「硬度調節能力」と「ダイヤモンドパワー」です。
彼の肉体は、ダイヤモンド以上の硬度10から、完全に液状化する硬度0まで自在に変化させることができます。
そのため、攻撃を完全に無効化することも可能であり、さらに受けた技をそのまま返すこともできます。
ひっさつ技「神威の断頭台」の威力
悪魔将軍のひっさつ技「神威の断頭台」は、歴代の「地獄の断頭台」の進化形です。
これは、ダイヤモンドの膝で相手をリングに叩きつけることで、相手の肉体を粉砕するという強力な技です。
ストロング・ザ・武道(ザ・マン)との戦いでは、この技をもって彼を撃破しました。
ストロング・ザ・武道との決戦
悪魔将軍は、完璧超人始祖の頂点に立つストロング・ザ・武道(ザ・マン)とエアーズロックで最終決戦を繰り広げました。
試合序盤では武道の圧倒的なパワーと技術に押されましたが、悪魔将軍は冷静に対応し、次第に武道を追い詰めていきます。
そして、「神威の断頭台」を炸裂させ、ついにストロング・ザ・武道を撃破。
これにより、悪魔将軍が「超人界最強」の座に君臨することとなりました。
超人界への影響とその後
戦いの後、悪魔将軍は超人閻魔(ザ・マン)を説得し、超人界に新たな秩序をもたらすことを決意しました。
彼の戦いは、単なる勝敗ではなく、「超人の未来を決める戦い」でもあったのです。
結果的に、彼は超人界の歴史を大きく変えた英雄ともいえる存在となりました。
悪魔将軍は、圧倒的な力と戦略を兼ね備えた、超人界最強の戦士でした。
その戦いぶりは、多くの読者に衝撃と感動を与え、今なお「最強の超人」として語り継がれています。
この記事のまとめ
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- 『キン肉マン』完璧超人始祖編に登場する最強の敵キャラランキングを発表!
- 各キャラの戦闘能力・ひっさつ技・戦績を詳しく解説!
- 悪魔将軍、ストロング・ザ・武道、ネメシスなど、超人界を揺るがす強者たちの実力を考察!
- 完璧超人始祖が持つ圧倒的な強さと信念に迫る!
- キン肉マンとの名勝負を振り返り、超人バトルの魅力を再確認!
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